Looopでんきがオール電化に向いていない理由

Looopでんきがオール電化に向いていない理由 Looopでんき

Looopでんきへの切り替えを検討して、ネットで情報を調べていると

『オール電化には向かない』

という意見をよく目にします。

せっかくLooopでんきに変えようと思ってたのに…。

申し込んだ後に後悔するよりも、申し込む前に知れて良かったと思うよ。

 

オール電化の家に住んでいて、Looopでんきへ変更しようとしていた方にはガッカリさせてしったかもしれませんが、Looopでんきはオール電化の家庭には不向きです

実は、わが家は以前オール電化住宅に住んでいました。

そのときにもLooopでんきへの切り替えを考えたことがあり、料金シミュレーションもしてみたのですが結果は散々。

「なぜLooopでんきはオール電化に向いていないのか?」という理由を簡単にまとめてみました。

Looopでんき 公式サイト

 

オール電化の家庭の特徴

自宅のイメージ画像

オール電化の家庭は、基本的には電気代しかかかりません。

通常だと電気代の他にガス代も払わなければなりませんが、オール電化の家庭はガス代と電気代を一本化できるため、手続きや管理も楽です。

 

オール電化向けの料金プランは夜の時間帯の電気代が格安に設定されていて、その時間帯を利用して1日分のお湯を沸かします。

沸かしたお湯はタンクのようなところに貯蔵され、そのお湯を日中に使えるので、結果的にはお湯を沸かすコストを抑えることができるというわけです。

 

オール電化向けプランのデメリットは、昼間の時間帯の電気代が若干高めに設定されている点

お湯の使用量が限られているので、貯めていたお湯を全部使ってしまった場合は、電気代が高い昼の時間帯に沸かさなければなりません。

電気を使う時間帯の工夫次第で電気代はかなり変わります。

オール電化向けプランとLooopでんきの比較

「料金プランの比較」イメージ画像

わが家が契約していたオール電化向けプラン

過去にオール電化住宅に住んでいたときは、北海道電力の「時間帯別電灯(ドリーム8)」というオール電化向けのプランを契約していました。

5kVAで契約していたので、基本料金は1契約あたり1,404円00銭(税込)。

1ヶ月の電力使用量は、だいたい昼と夜あわせて500~600kWhくらいだと思います。

 

北海道電力「時間帯別電灯(ドリーム8)」の従量料金は下記のとおり。

  1kWhあたりの単価(税込)
最初の90kWhまで 28円08銭
90kWhをこえ210kWhまで 35円66銭
210kWhをこえる分 40円10銭
14円13銭

※「昼」は原則として午前7時~午後11時まで。「夜」は、それ以外の時間帯

 

上記の料金とは別に、温水器を利用している家庭を対象とした「通電制御割引」が適用されていました。

実際の明細がこちら。

オール電化向けプランを契約していた我が家の電気料金明細

合計すると6月分の電気代は11,568円

Looopでんきに切り替えると、この金額が安くなるのかシミュレーションしてみます。

>>Looopでんき公式サイトで料金シミュレーションしてみる

 

ちなみに北海道電力「時間帯別電灯(ドリーム8)」とLooopでんき「おうちプラン」の料金をまとめるとこんな感じ。

  北海道電力
時間帯別電灯(ドリーム8)
Looopでんき
おうちプラン
基本料金 1,404円00銭
(5kVAの場合)

0円

1kWhあたりの従量料金単価(税込)
最初の90kWhまで 28円08銭

 

 

29円

90kWhをこえ210kWhまで 35円66銭
210kWhをこえる分 40円10銭
14円13銭

Looopでんきの料金シミュレーションをしてみた結果

もともとのオール電化の契約が5kVAだったので、一番近い容量の「従量電灯C」で診断。

診断結果は、Looopでんきへの切り替えで電気代が安くなると表示されていました。

 Looopでんきのシミュレーション結果

 

え!?Looopでんきの方が安くなるなら乗り換えた方がお得だね。

ちょっと待って。なんだか診断結果がおかしいよ?

安いなら乗り換えようかなと思ったものの、正しくシミュレーションできていなかったようです。

 Looopでんきのシミュレーション結果 詳細

 

もともと北海道電力(ほくでん)からの請求は11,568円でしたが、このシミュレーション結果だと18,999円になっています。

しかも、シミュレーション結果ではLooopでんき切り替え後は17,422円になるみたいですが、もともとの料金が11,568円なのでLooopでんきに乗り換えると圧倒的に割高

切り替え前よりも高くなるなら、切り替える必要はないですよね。

オール電化で安くなる場合(例外)もあり

オール電化向けのプランではなく「従量電灯B」などで契約している場合は、Looopでんきへの切り替えで電気代が安くなる場合があります。

現在の契約プランを確認し、料金シミュレーションしてみましょう。

現在の契約プランを確認し、料金シミュレーションしてみましょう。

料金シミュレーションする

Looopでんきがオール電化に向かない理由まとめ

  • Looopでんきには夜間に電気代が安くなるようなプランがない
  • オール電化向けのプランに契約している場合、正確にシミュレーションできない

現在オール電化向けのプランを契約している方は、Looopでんきの料金シミュレーションをしてみても正しい結果はでません。

ただ、安くなるか高くなるかくらいはわかりますので、目安程度に考えると良いと思います。

料金シミュレーションは無料なので、気になる方は試しに利用してみてくださいね。

現在の契約プランを確認し、料金シミュレーションしてみましょう。

料金シミュレーションする

 

オール電化向けのプランだと、正確にシミュレーションできないのも残念だね。

うーん…オール電化に関しては、まだまだ従来の電力会社の方がサービス内容も充実しているかもね。

 

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